「肌荒れが続いている」
「スキンケアを頑張っているのに肌の調子が安定しない」
「美容のために、毎日の食事で何を意識すればいいの?」
そんな方にぜひ見直していただきたいのが、毎日の食事と栄養バランスです。
健康的で美しいお肌を目指すなら、化粧品だけに注目するのではなく、身体をつくる食事や睡眠、生活習慣まで含めて考えることが大切です。
今回は、ビタミン・ミネラルの基本的な役割と、毎日の食生活で意識したいポイントを、美容のプロの視点からわかりやすく解説します。
まずは毎日の食事を整え、必要な栄養素をバランスよく摂ることから始めましょう。
肌荒れ=栄養不足、と決めつけないことが大切
お肌の状態が気になると、「何か栄養が足りないのでは?」と考える方も多いと思います。
しかし、肌荒れの原因を栄養不足だけで説明することはできません。
乾燥、紫外線、摩擦、睡眠不足、ストレス、ホルモンの変化、間違ったスキンケアなど、さまざまな要因が関係します。
だからこそ、エステティシャンとしてお肌を見るときには、化粧品だけではなく、食事・睡眠・生活習慣・普段のお手入れまで確認することを大切にしています。
ビタミンとミネラルは何のために必要?
ビタミンとは?
ビタミンは、身体のさまざまな機能を正常に保つために必要な栄養素です。
エネルギーそのものになる栄養素ではありませんが、糖質・脂質・たんぱく質などの栄養素を身体の中で利用する際にも関わっています。
ビタミンには水溶性と脂溶性があり、種類によって働きや摂取量の目安、摂りすぎへの注意点も異なります。
ミネラルとは?
ミネラルも身体に欠かせない栄養素です。
骨や歯などの材料になるもの、神経や筋肉の働きに関わるもの、身体のさまざまな反応を支えるものなど、それぞれ異なる役割があります。
「ビタミンをたくさん摂れば美肌になる」「ミネラルを多く摂れば健康になる」という単純なものではありません。
大切なのは、必要な栄養素を不足させないように、食事全体のバランスを整えることです。
ビタミン・ミネラルは「量」より「バランス」が重要
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、栄養素ごとに推定平均必要量・推奨量・目安量・耐容上限量などが設定されています。
ただし、必要量は性別・年齢・妊娠・授乳などによって異なります。
そのため、インターネットで見つけた「美容には○mg」「○IU摂ればいい」という数字だけを、そのまま自分に当てはめるのはおすすめできません。
「多く摂れば、その分だけ美容や健康に良い」という考え方は危険です。特に脂溶性ビタミンや一部のミネラルは、過剰摂取に注意が必要です。持病がある方、妊娠・授乳中の方、薬を服用している方は、サプリメントを自己判断で追加せず、医師や薬剤師などの専門家に相談してください。
美容を意識する方が知っておきたい主なビタミン
ビタミンC
ビタミンCは、コラーゲンの生成や抗酸化作用などに関わる水溶性ビタミンです。
美容を意識する方にも身近な栄養素ですが、大量に摂れば肌がきれいになるというものではありません。
野菜や果物など、普段の食事から摂取することを基本にしましょう。
厚生労働省の2025年版では、成人のビタミンC推奨量は男女とも1日100mgです。
ビタミンB群
ビタミンB群には複数の種類があり、それぞれがエネルギー代謝や神経機能など、身体のさまざまな働きに関わっています。
豚肉、魚、卵、大豆製品、穀類など、さまざまな食品を組み合わせて摂ることを意識しましょう。
「糖質を多く食べるからビタミンB群を大量に追加する」という考え方ではなく、まずは食事全体を見直すことが基本です。
ビタミンD
ビタミンDは、カルシウムの吸収や骨の健康などに関わる脂溶性ビタミンです。
魚類などの食品から摂取できるほか、日光を浴びることで皮膚でもつくられます。
一方で、「美容のために高用量のビタミンDサプリメントを飲む」という方法はおすすめしません。
厚生労働省の2025年版では、成人のビタミンDの目安量は1日9.0μg、耐容上限量は100μgです。
ビタミンA・E・K
ビタミンA、E、Kはいずれも脂溶性ビタミンです。
- ビタミンA:視覚や皮膚・粘膜などの健康維持に関わる
- ビタミンE:抗酸化作用に関わる
- ビタミンK:血液凝固や骨の健康に関わる
脂溶性ビタミンは体内に蓄積するものもあるため、「多ければ多いほど良い」という考え方は避けましょう。
例えば成人のビタミンEの目安量は男性6.5mg、女性5.0〜6.0mg程度で、年齢によって異なります。また、ビタミンKの成人の目安量は男女とも150μgです。
美容を意識する方が知っておきたい主なミネラル
カルシウム
カルシウムは骨や歯の形成だけでなく、筋肉や神経などの正常な働きにも関わります。
乳製品、小魚、大豆製品、葉物野菜など、さまざまな食品から摂取できます。
マグネシウム
マグネシウムは、エネルギー代謝や筋肉・神経など、身体のさまざまな働きに関わるミネラルです。
ナッツ類、豆類、海藻、全粒穀物などに含まれています。
厚生労働省の2025年版では、30〜49歳の推奨量は男性380mg、女性290mgです。なお、通常の食品から摂取するマグネシウムには耐容上限量を設定せず、通常の食品以外から摂取する場合の成人の上限は350mg/日とされています。
鉄は赤血球中のヘモグロビンなどに関わる重要なミネラルです。
特に月経のある女性は鉄の必要量が高くなるため、食事内容を意識することが大切です。
鉄を含む食品には、赤身の肉、魚介類、大豆製品、葉物野菜などがあります。
ただし、「疲れやすいから鉄サプリを大量に飲む」という自己判断は避けましょう。鉄は不足だけでなく、過剰摂取にも注意が必要です。必要性が気になる場合は医療機関で相談してください。
亜鉛
亜鉛は、身体のさまざまな酵素反応やたんぱく質の合成などに関わる必須ミネラルです。
肉、魚介類、卵、大豆製品などから摂取できます。
サプリメントで大量に摂取するのではなく、まずは普段の食事を確認しましょう。
美容のために「たんぱく質」も忘れない
ビタミンやミネラルだけに注目してしまいがちですが、身体をつくる材料となるたんぱく質も重要です。
たんぱく質は筋肉だけでなく、皮膚や髪、爪など身体のさまざまな組織を構成する材料になります。
元記事では「体重1kgあたり1〜2g」という一律の量を紹介していましたが、これはすべての人にそのまま当てはめるべき数字ではありません。
厚生労働省の2025年版では、たんぱく質について年齢などに応じた推奨量・目標量が設定されており、個人の年齢、身体活動量、健康状態などを考慮することが重要です。
- 肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質を取り入れる
- 野菜・果物などからビタミンや食物繊維を摂る
- 魚・ナッツ・植物油などから脂質も適量摂る
- 主食を極端に抜かず、バランスのよい食事を心がける
「栄養を摂る」ためにやってしまいがちなNG習慣
NG① サプリメントだけで栄養を補おうとする
忙しいとサプリメントに頼りたくなりますが、サプリメントは食事の代わりではありません。
まずは毎日の食事を整えること。そのうえで不足が疑われる場合は、医師や管理栄養士などに相談しましょう。
NG② 「美容に良い」と聞いた栄養素を大量に摂る
ビタミンやミネラルは身体に必要ですが、必要量を超えて摂れば美容効果が比例して高くなるわけではありません。
特に脂溶性ビタミンや一部のミネラルでは、過剰摂取による健康上の問題に注意が必要です。
NG③ 食事を抜いてサプリメントだけ飲む
朝食や昼食を抜き、サプリメントだけで済ませるような生活はおすすめできません。
美肌を目指すなら、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどを食事からバランスよく摂ることを意識しましょう。
NG④ 肌荒れすると食事を極端に制限する
「ニキビができたから糖質を全部抜く」「脂質を一切摂らない」など、極端な食事制限をする必要はありません。
まずは食事全体を見直し、偏っている部分を少しずつ整えていきましょう。
美肌を目指すなら「栄養+睡眠+スキンケア」
栄養だけ整えても、睡眠不足や紫外線、摩擦などの習慣が続いていれば、お肌の状態を整えることはできません。
美容のプロとしておすすめしたいのは、次の4つをセットで見直すことです。
主食・主菜・副菜を基本に、さまざまな食品をバランスよく摂る。
② 睡眠
睡眠時間を確保し、できるだけ規則正しい生活を心がける。
③ ホームケア
洗顔・保湿・紫外線対策を基本に、肌状態に合ったケアを行う。
④ サロンケア
自分では判断しづらい肌状態を確認し、その時のお肌に合わせたケアを取り入れる。
熊本市中央区・新市街で肌管理をするなら
お肌のお悩みを改善したいとき、「新しい化粧品を買う」「サプリメントを追加する」だけではなく、まず現在の生活を一度振り返ってみてください。
ViV熊本 (旧 AK Esthetics)では、お肌の状態を確認しながら、サロンでのフェイシャルケアだけでなく、毎日のホームケアや生活習慣についても一緒に見直すことを大切にしています。
「乾燥が気になる」「毛穴が目立つ」「肌荒れを繰り返す」「何を使えばいいのかわからない」という方も、まずは現在のお肌の状態を知ることから始めましょう。
まとめ|美肌は「一つの栄養素」ではなく毎日の積み重ね
ビタミンやミネラルは、健康な身体を維持するために欠かせない栄養素です。
しかし、特定のビタミンやミネラルを大量に摂れば美肌になれるわけではありません。
まずは、毎日の食事をバランスよく整えること。
そして、十分な睡眠、紫外線対策、正しいホームケア、適度な運動など、生活全体を少しずつ見直していきましょう。
「美容のために何か特別なことを始めなければ」と考える前に、今日の食事、今日の睡眠、今日のスキンケアを丁寧にすることから始めてみてください。
ViV熊本 (旧 AK Esthetics)では、お客様一人ひとりのお肌の状態を確認しながら、サロンでのケアだけでなく毎日のホームケアや生活習慣についてもアドバイスしています。
そんな方は、まず現在のお肌の状態や普段のスキンケアを一緒に見直してみませんか?😊
オンライン予約はこちらViV熊本 (旧 AK Esthetics)
住所:〒860-0803 熊本県熊本市中央区新市街12−21 須美ビル 301号室
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